炊飯器の買い替えを考えています。
最新の炊飯器について調べてみたところ、製品の種類や機能が多すぎてどれが自分に合うのか全くわかりませんでした。

どんな炊飯器があるか知るために、評価が高いメーカーの製品情報をまとめました。
各社から数多くの炊飯器が販売されており、すべてをまとめると大変な情報量になります。
美味しいごはんを食べたいと思っており、下の条件を満たすモデルをまとめています。
- ある程度良いモデルを対象
- 圧力IHの炊飯器
ココがポイント
炊飯器のごはんを炊く仕組みには、圧力IH・IH・マイコンという加熱方式があります。
この中で圧力IHが最もごはんがおいしく炊けるといわれています。
Contents
評価が高いメーカーは?
数多くのメーカーが炊飯器を販売しています。
その中で評価が良いメーカーを調べました。
価格.comの炊飯器売り上げランキング上位10にランクインしているメーカーを対象としています。
ランキング上位10位にランクインしているメーカー
・象印
・タイガー魔法瓶
・Panasonic
・日立
各社製品ラインナップと特徴
象印・タイガー魔法瓶・Panasonic・日立の4メーカーから販売されている製品をまとめました。
確認時点では、売れ筋ランキング上位10位のうち、各社の製品数は下の通りでした。
象印:5製品
タイガー魔法瓶:3製品
Panasonic:1製品
日立:1製品
炊飯器業界における象印の人気の高さが伺えます。
この表では、4社から販売されている炊飯器の中でも上位モデルや各社の特徴ある機能が搭載されているモデルを対象にしています。
メーカー | 最上位機能とモデル名 | 上位機能とモデル名 |
---|---|---|
象印 | 炎舞炊き NW-FB10・18 NW-PV10・18 ※10:5.5合炊き、18:10合炊き | 極め炊き NW-JZ10・18 NW-CB10・18 ※10:5.5合炊き、18:10合炊き |
タイガー魔法瓶 | 土鍋ご泡火炊き JRX-T060/T100 JPL-H100 ※60:3.5合炊き、100:5.5合炊き | ご泡火炊き JPI-X100/X180 ※60:3.5合炊き、100:5.5合炊き |
Panasonic | Bistro SR-V10BA SR-V18BA ※10:5.5合炊き、18:10合炊き | おどり炊き(急減圧バルブ・大火力IH) SR-W10A-W SR-W18A-W ※10:5.5合炊き、18:10合炊き |
日立 | 圧力&スチーム ふっくら御膳 RZ-W100GM RZ-V100GM ※10合炊き | 圧力&スチーム RZ-X100DM ※10合炊き |
個人的に気になった製品
これまでまとめてきた製品の中で気になるものを選びました。
下のような炊飯器を求めている方にはピッタリの製品です。
・とにかくおいしいごはんを炊きたい
・価格はそれなりに高くて良い(長期間・高頻度で使うものだから効果あってもコスパは悪くない)
象印 NW-FB10

象印の最上位モデルです。
一番人気のメーカーの最上位機種ということで、最も気になる製品です。
炎舞炊きは、炊飯器に詳しくない自分でも聞いたことがある機能です。
象印のホームページを確認したところ、炎舞炊きで特許が取得されているそうです。
特許になるような機能、とても気になります。
炊き方:炎舞炊き

NW-FB10の炊き方には炎舞炊きが採用されています。
炎舞炊きは象印独自の炊き方で、かまどの炎のゆらぎをヒントに、釜内の部分的な集中火力を繰り返す仕組みです。
結果、釜の中で米が勢いよく舞い上がり、一粒一粒がふっくら炊き上がります。
3DローテーションIH構造が採用されています。
普通のIH炊飯器では一つのIHヒーターで加熱し米を炊きます。
しかし、炎舞炊き搭載のNW-FB10では6つのヒーターが搭載されています。
6つのヒーターを使い分けることで釜の中に対流を作り、ふっくらとした炊き上がりを実現しています。
内窯:豪炎かまど釜
発熱効率と蓄熱性が高い鉄を仕込んだ豪炎かまど釜が採用されています。
内窯は5年保証になっています。
使いやすさ
日々の使いやすさにも配慮されています。
毎回洗う必要があるのは、内蓋と内釜の2点だけです。
炊飯器の釜をセットする部分も凹凸が無いように作られており、拭きやすいデザインになっています。
日々の手入れにかかる手間が小さくなるように工夫されています。
タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器 JRX-T100

タイガー魔法瓶の最上位モデルです。
タイガー魔法瓶もランキングに複数の製品が入っている人気のメーカーです。
土鍋を採用していたり、大火力の炊き方が搭載されており、独自の機能がふんだんに盛り込まれています。
炊き方:土鍋ご泡火炊き

土鍋ご泡火炊きという文字通り、大火力で大量の泡が米を包み込み炊き上げる機能です。
一流料亭のご飯を目指して開発されている機能です。
圧倒的な大火力で米を炊くことで、一粒一粒の甘さと弾力を引き出すと言われています。

内窯:萬古焼(ばんこやき)本土鍋

三重県四日市市で製造される萬古焼(ばんこやき)の本土鍋釜が採用されています。
紹介している製品のうち、土鍋を採用しているのはタイガー魔法瓶のこの製品だけです。

ご泡火炊きの細かい泡を発生させるために、土鍋の底に波紋状の加工が施されています。

土鍋の特性を活かし、効率的に熱を活用するために、土鍋を配置する本体の底には遠赤土鍋プレートが組み込まれています。
使いやすさ

毎回洗う必要があるのは、内蓋と内釜の2点だけです。
内蓋は食洗機に対応しています。
日々の手入れにかかる手間が小さくなるように工夫されています。
パナソニック 可変圧力IHジャー炊飯器 Bistro SR-V10BA

パナソニックの最上位モデルです。
炊飯器が炊き方を自動調整してくれる、ビストロ匠技AIを搭載しています。
他社の製品と比較して、AIを全面に押し出していて先進的な印象を受けます。
炊飯器のデザインも洗練されており、生活に溶け込むような見た目になっています。
炊き方:おどり炊き

おどり炊き(急減圧バルブ・大火力IH)が搭載されています。
釜全面を包み込む6段IHが採用されています。
また、ふたIHが搭載されており、釜の上部からも過熱し、炊飯時の釜内部の温度を下げないための工夫を施されています。
また、急減圧バルブや加圧熱風ポンプを使って、大火力の加熱を実現しています。
ビストロ匠技AIが搭載されており、米の状態に合わせて約9600通りの炊き方から最適なものを洗濯してくれます。

内窯:ダイヤモンド竃

熱効率・軽さ・丈夫さを兼ね備えたダイヤモンド竃が採用されています。
内窯は5年保証になっています。
使いやすさ

毎回洗う必要があるのは、内蓋と内釜の2点だけです。
内蓋は食洗機に対応しています。
日々の手入れにかかる手間が小さくなるように工夫されています。
まとめ:炊飯器選びはやっぱりむずかしい
この記事では、評価が高いメーカーの製品をまとめてみました。
まとめる過程で、各社から販売されている製品や押しの機能がわかるようになりました。
私と同じように、どの製品が良いか困っている方の参考になったのではないかと思います。
情報をまとめて、なんとなく各製品の特徴が分かったような気になっていますが、やっぱり炊飯器は難しいですね。
決め手に欠けるというか、機能を見てもそれが自分に合うかどうかがわからない製品だと思います。
火力が強いとか、炊き方とか、それが米の炊き上がりがどう変わるのかよくわからないというのが正直なところです。
また、米の炊き加減は人それぞれなので、評価が高い製品を買ったから満足度が高くなるかというと、そうでもないような気がします。
このあとは個別の製品を選ぶことになりますが、けっこう悩みそうな予感がします。
これまで象印の製品を使ってきて良い印象があるので、新しいものも象印になりそうです。
皆さんはどうやって炊飯器を選びますか?