
2024年から新NISAが始まります。
今のNISA・積立NISAと比較して、投資期間や投資枠が大きくなることから、新NISAに関心がある人は多いのではないかと思います。
私もその1人です。
現在、楽天証券で積立NISAを使っています。
新NISAがはじまるタイミングで何か手続きが必要なのか気になりました。
この記事では、楽天証券でNISAを使っている人、新NISAを始める時にやるべきことをまとめています。
新NISAと既存NISA・積立NISAを大まかに比較すると、新NISAでは下のような特徴があります。
利用者目線では、かなり制度が改良されていると思います。
ココがポイント
投資可能期間が長くなる
投資枠が大きくなる
投資枠の再利用が可能になる
Contents
楽天証券のNISA口座を持っている人がチェックすべきこと
楽天証券のNISA口座を持っている人が、新NISAを始める時に検討するパターンとして、
下の二つが多いのではないかと思います。
①現行NISA/積立NISAの設定を継続する
②積立額や商品を変更する(増額・減額・商品変更など)
各パターンでやるべき対応について、結論からお伝えします。
①現行NISA/積立NISAの設定を継続する
申し込み不要です。
現在の設定が自動的に新NISAに引き継がれます。
新NISAのための手続きが不要なのはユーザとしてはとても嬉しいです。
②積立額や商品を変更する(増額・減額・商品変更など)
変更の手続きが必要です。
2024年1月から変更したい場合、楽天証券の積立予約のページから、商品や金額を設定できます。
手続きをしなかったとしても、少なくとも現在のNISA/積立NISA口座で設定されている買い付けは継続されるようです。
次の章から、各パターンについて詳細説明します。
NISA/積立NISAの設定を継続したい

新NISAに関心があるものの、まずは今と同じ設定で良いというパターンです。
現行NISAとして買い付けの設定がされているものについては、自動的に新NISAで同じ設定がされます。
そのため、新NISAを始めるための手続きは不要です。
楽で良いです。
積立額や商品を変更したい(増額・減額・商品変更など)

新NISAが始まるタイミング、あるいは、始まったあとしばらくして商品や金額を変更したいパターンです。
買い付けの条件を変えたい場合は変更の手続きが必要になります。
いつの時点から変更したいかによって、手続きの方法やタイミングが異なります。
楽天証券を使っている方は、楽天ポイントをもらうために、楽天カードや楽天キャッシュを使って買い付けしている方が多いのではないかと思います。
下の詳細では、楽天カードや楽天キャッシュで買い付けする場合の予約期限をまとめています。
2024年1月分から新しい条件で買い付けしたい場合
楽天カード、楽天キャッシュを使う場合、12月12日まで積立予約を完了する。
期間に余裕をもって手続きを進めると良いと思います。
2024年2月分から新しい条件で買い付けしたい場合
楽天カード、楽天キャッシュを使う場合、12月28日まで積立予約を完了する。
期間に余裕をもって手続きを進めると良いと思います。
現行NISA口座にある銘柄はどうなるの?

現行のNISAや積立NISAは制度が始まって数年経過しています。
その間に買った商品がどうなるのか気になる方も多いと思います。
現行制度で購入済の商品については、非課税期間が終了するまで現行NISA口座で運用できます。
購入済み商品について
例えば、現行の積立NISAでは非課税期間が20年間と設定されています。
2023年に購入した銘柄については、2042年までは非課税で運用できます。
まとめ
楽天証券でNISA口座を開設している人が、新NISAを始める時にどんなことに気をつけたら良いかをまとめました。
結論、NISA/積立NISAと同じ設定で良いのであれば、新NISAを始めるための手続きは不要でした。
買い付け設定を変えたい場合は申請が必要になるので、早めに対応しておくと良いと思います。