
テレビのCMなどでCoincheck(コインチェック)のことを目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
知名度の高さから、仮想通貨を始めるときにCoincheckの利用を検討している方も多いのではないかと思います。
この記事ではCoincheckでの口座開設や暗号資産の売買方法について解説しています。
Contents
Coincheck(コインチェック)について
Coincheckはコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。
コインチェック株式会社は暗号資産交換業者で、金融庁に登録されています。

コインチェック株式会社の前身の会社は2012年に創業され、2018年からはマネックスグループ株式会社の子会社となっています。
Coincheck(コインチェック)では、仮想通貨に関する基本的な情報から、個別銘柄の解説まで、様々な解説記事が公開されています。
https://coincheck.com/ja/article
Coincheck(コインチェック)での暗号資産の売買方法について
大きく、取引所と販売所という二つの売買方法があります。
それぞれ注文の方法や手数料が異なるので、二つの違いを理解した上で、目的に合う方法を選ぶと良いと思います。
販売所では価格にスプレッドが含まれているため、買う時は割高に見える場合が多いです。
取引所
Coincheck(コインチェック)利用者同士が持っている仮想通貨を売買する方法です。
取引する銘柄によって手数料が異なります。
BTCの場合は、Maker/Taker手数料共に無料になっています。
取引所手数料
https://coincheck.com/ja/exchange/fee
販売所
Coincheck(コインチェック)が保有している仮想通貨を購入する。
取引に関わる手数料は無料となっていますが、売買の価格にスプレッドが含まれています。
スプレッドを含む価格は取引所の価格と比較して、割高/割安になっている場合があります。
スプレッドについて
https://coincheck.com/ja/article/47
取引に関わる手数料
こちらのページで詳細が説明されています。
https://coincheck.com/ja/info/fee
Coincheck(コインチェック)の取り扱い銘柄
Coincheck(コインチェック)では、27銘柄を売買可能です。
仮想通貨には数多くの銘柄があります。
仮想通貨の情報を提供しているCoinMarketCapを見ると、数万以上の銘柄があることがわかります。
日本で取り扱いが許可されている銘柄はそれら膨大な銘柄の一部であり、さらにその中から各取引所が取り扱う銘柄を決めています。
取引所の利用者目線では、取り扱い銘柄が多い方が売買の選択肢が増えるため魅力的に映ります。
記事作成時点でのCoincheck(コインチェック)で取り扱われている銘柄は下の通りです。
国内の他の取引所と比較すると、取引銘柄が最も多いのはDMM Bitcoinの33銘柄となっています。
この銘柄数と比較しても、Coincheck(コインチェック)の27銘柄は十分な数の銘柄を扱っていると言えるのではないでしょうか。
取引所
取引所での取り扱い銘柄は7銘柄です。
取引所はブラウザからのみ利用可能です。アプリからは利用できないようです。
取引所の取り扱い銘柄
BTC,LSK,DAI,MONA,PLT,FNCT,ETC
販売所
販売所での取り扱い銘柄は23銘柄です。
販売所はアプリ・ブラウザ両方から利用できるようです。
販売所の取り扱い銘柄
BTC,ETH,ETC,LSK,XRP,XEM,LTC,BCH,MONA,XLM,QTUM,BAT,IOST,ENJ,SAND,DOT,CHZ,LINK,MKR,MATIC,APE,AXS,IMX
Coincheck(コインチェック)で仮想通貨を売買する流れ
取引所の口座開設
Coincheck(コインチェック)の口座を開設します。

Coincheck公式の口座開設案内があります。とてもわかりやすいです。
https://coincheck.com/ja/article/267
口座開設は最短で翌営業日となっています。
週末や祝日を挟む場合は注意が必要です。
口座開設の際に、カメラによる本人確認や本人確認書類の撮影・アップロードが必要になります。
本人確認書類としては下の書類を利用できるようなので、登録の時は手元に置いておくと便利です。
- 運転免許証
- パスポート
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
取引所に日本円を入金
coincheckで取引するためには日本円をcoincheckの口座に入金する必要があります。
また、取引した後の日本円を使うためにはcoincheckの口座から自分の銀行口座に出金する必要があります。
入金方法は3つあります
- 銀行振込
- 手数料無料
- 振込先口座はGMOあおぞら銀行・楽天銀行を選択可能
- コンビニ振込
- 手数料770円
- クイック入金
- 手数料770円
買い注文を入れる
販売所の場合
取引所の場合(スマホ)
取引所の場合(ブラウザ)
約定する(このタイミングで買った仮想通貨が自分の口座に届きます)
注文が約定すると、coincheckに登録しているメールアドレス宛に約定の連絡が届きます。
売り注文を入れる
販売所の場合
取引所の場合(スマホ)
取引所の場合(ブラウザ)
約定する(このタイミングで売った分の日本円が自分の口座に届きます)
注文が約定すると、coincheckに登録しているメールアドレス宛に約定の連絡が届きます。
出金する
日本円の出金先となる銀行口座を指定します。
- 指定の銀行口座への振込
- 手数料407円
Coincheckで提供されているサービス
Coincheckでは仮想通貨の売買以外にも様々なサービスが提供されています。
Coincheckで提供されているサービス
Coincheck NFT Coincheck貸暗号資産 Coincheckつみたて Coincheckでんき Coincheckガス Coincheck IEO Coincheck INO Sharely
その中で、筆者が魅力的だと思うサービスを2つご紹介します。
私は仮想通貨を保有しているものの、最新の情報を常にキャッチアップしているわけではありません。
基本的には長期保有で、気になるものがあれば見てみるというスタンスです。
同じようなスタンスの方には魅力的に映るサービスかもしれません。
Coincheckつみたて
Coincheckには定期積立の機能があります。

定期的に仮想通貨を買いたい人にとっては魅力的なサービスなのではないでしょうか。
つみたてには毎日プランと毎月プランがあります。
積立金額はひと月で10,000円 ~ 1,000,000円の範囲で1,000円刻みで金額を設定できます。
手数料相当額は0.1〜4.0%となっています。
市況によっては上記を超える手数料相当額が提示される場合もあるようです。
定期的に買い付けするのは面倒に感じる人も多いと思います。
また、定額買うと決めていたとしても、いざ注文する時は少なからずストレスがかかると思います。
そのあたりの手間やストレスと手数料を比較して納得できる場合、とても便利なサービスだと思います。
Coincheck NFT
仮想通貨の取引所や販売所の他に、Coincheck NFTではNFTの売買ができます。

Coincheck NFTでは20以上のタイトルを取り扱っています。
日本の取引所でNFTを売買したいということであれば、CoincheckNFTは候補になると思います。
一般的に、最も有名なNFTマーケットプレイスといえばOpenseaだと思います。
Openseaを使う場合、メタマスクなどのウォレットが必要になります。
個人でウォレットを持つ必要がありため、その管理に多大な労力を割くことになります。
CoincheckNFTであれば、それらの労力がとても小さくなります。
まとめ
この記事では仮想通貨取引所のCoincheck(コインチェック)について説明しました。
おそらく、国内の仮想通貨取引所の中で最も知名度が高い取引所の一つだと思います。
アプリの使いやすさが評価されており、慣れない方にも使いやすい取引所ではないでしょうか。
スムーズに登録が進むと、翌日には取引所を利用できるようになると思います。
ぜひ試してみてください。