
マンション購入手続きを経験しました。
マンション購入手続きはとても長い道のりです。
そのうえ、それまでの生活で経験することがない手続きも多いです。
手続きが進むたびに分からない言葉が出てきて、ネットで調べることの連続でした。
自分が知りたいことをピンポイントで確認できないことが多々ありました。
事前に手続きについて勉強していなかったことを後悔しました。
この記事では、自分が感じた後悔と、同じような後悔をしないための対策について書いています。
マンション購入は大変な手続きなので、少しでも読んでいる方の助けになるとうれしいです。
Contents
後悔
資金計画について勉強して試算しておくべきだった

私が手続きを開始した時点では、資金計画って何?という状態でした。
資金計画とは、マンション購入費用や生活コストを計算して、将来にわたる収支の状況をシミュレーションするものです。
将来にわたる住宅ローン支払い金額に問題がないかを判断するための重要な情報です。
なので、適切に計画を立てる必要がありますが、楽観的な試算になっている場合があります。
楽観的な試算の場合、実際の生活が計画よりも苦しくなってしまう危険性があります。
資金計画を作る過程で、それが適切か?楽観的か?を評価するためには、自分の知識が必要です。
住宅情報館のHPで資金計画についてわかりやすく解説されています。
住宅情報館のHP
https://www.jutakujohokan.co.jp/article/2017/10/01/financing-plan1/
資金計画はスプレッドシートやエクセルを使って自分で作ることもできます。
その場合、物価の変動や特定の費用等、考慮もれの可能性があるので注意が必要です。
資金計画を自分で作るのが難しい場合は、FPの方に相談してみるのも良いと思います。
資金計画表を作っていただける場合もあります。
また、FPとの話の中でいろいろな質問を受けます。
いろいろな観点で考えるきっかけにもなると思います。
ポイント
FP相談を使うと資金計画のプロに相談することができます。
資金計画を作るために、今の収入・支出、今後の収入の伸び、将来の家族構成、資産運用状況、貯蓄状況、退職金の概算等の情報が必要になります。
これらの情報は将来にわたっての生活コストを試算するために使われます。
必要な情報をすべてをそろえるのは意外と面倒です。
しかし、どの情報もマンション購入手続きで必要になります。
将来のことを考えるうえで知っておくと良いものばかりなので、早めに情報を整理しておけばよかったと後悔しています。
資金計画表を正確につくったとしてもローンの返済金額が少なくなるわけではありません。
しかし、将来の支払いに見通しが立っている状態がわかるので、私は精神的に少し楽になりました。
資金計画を作るための準備として、まずは現在の収支を把握する必要があります。
もし現在の収支がわからない場合は、家計簿をつけるところから始めるのが良いと思います。
私は数年前から家計簿アプリのマネーフォワードを使っています。
普段の支払いは可能な限りクレジットカードで決済し、自動的に家計簿に連携されるようにしています。
ローンの仕組みについて調べておくべきだった
マンションを買うとき、多くの人はローンを借りることになります。
金利の水準や返済方法・期間等、ローンの基本的な仕組みとして知っておくべきことがあります。
マンション購入手続きの中では、最初にモデルルームに行くことが多いと思います。
そのやり取りの中でローンのことも当然のように話題に上がります。
その時点で詳細に知っておく必要はないと思います。
相手が言っていることを正しく理解するために、事前にある程度して多くと良いと思います。
ポイント
ローンの基本的な情報を理解しておくことは、担当者と対等に話をするために非常に大事だと思います。
私はローンに関する知識が無かったので、Youtube動画を見漁りました。
団信について調べておくべきだった
団信(団体信用生命保険)は、マンションを購入する人が亡くなった場合に、ローン残債の支払いが不要になる保険です。
保険ということで、加入のためには健康状態をもとにした審査が必要になります。
健康状態によっては加入を断られる可能性があります。
ローン契約のために団信への加入を必須としている金融機関も少なくありません。
つまり、マンション購入において団信に加入できるかどうかは重要なポイントの一つと言えます。
団信の審査は購入手続きが少し進んだタイミングで発生します。
マンションを買う気満々で手続きを進めたにもかかわらず、団信に加入できず、購入をあきらめるということになると悲しい思いをします。
自分の健康診断や通院歴を振り返って、あらかじめ謝絶になるようなリスクがあるかを確認しておくのが良いと思います。
万が一、通常の団信への加入を断られた場合、ほかの金融機関で団信の審査を進めたり、加入条件が少し緩いワイド団信への加入を検討することになると思います。
私も、うまく審査が進まなかった場合を考えて、どんな選択肢があるかを調べていました。
こういった、うまくいかないときにもFPの方と相談できれば心強いと思います。
手数料・手付金等などの、購入手続きの中で発生する費用について調べておくべきだった
マンション購入手続きを進めるためには以外とお金がかかります。
新築であれば手付金が必要になりますし、中古であれば仲介手数料が発生します。
例えば、新築物件では物件価格の10%程度の手付金が必要になる場合があります。
物件価格が5000万円の場合は、500万円程度の手付金になります。
預金が少ない場合は、その支払いのために相応の準備が必要になります。
まとまった金額を準備するためには時間がかかります。
費用が掛かるということを認識したうえで、計画的に貯金していく必要があります。
マンション購入に詳しい人に相談すべきだった

私の最大の後悔は、詳しい人に相談する環境を作っていなかったことです。
手続きを進めるうえで、自分で調べて基礎知識を身に着けることは重要だと思います。
自分に知識があれば、自分に不利な状況に気が付き、問題を未然に防ぐことができるかもしれません。
しかし、マンション契約の大きな流れは基本的にどれも同じで、考慮すべきことやどんな選択をとるべきかは、有識者であれば定石となる情報を知っているはずです。
定石を選択し続けることができれば、マンション購入にかかわるリスクの多くを排除できると思います。
何よりも、自分が良く分からないにもかかわらず大きな金額がかかわる手続きを進めるストレスを軽減できると思います。
身の回りに都合よく有識者がいる人ばかりではないと思います。
私がマンション購入を進めた時は、LINE相談に乗ってくれるYoutuberの方に連絡したこともありました。
その方は、相談へのレスポンスが早く、かつ自分が聞きたいに対して要点を抑えた回答をいただけました。
とても心強いと思ったことを覚えています。
そういうやり取りが苦手な場合は、FP無料相談を活用するのも一つの選択肢になると思います。
自分が安心して相談できる人がいれば、それはとても心強いと思います。
ポイント
FP相談:マネプロ ![]()
FPの方によって、得意領域や知識・経験量が違います。
また、重要な話をすることになるので、FPの方の人となりが自分に合っているかどうかも重要です。
FPの方に合ってみて、信頼できる、自分に合う人を見つけることができればとても心強いと思います。
私は、マンション契約の手続きを通じて、数人のFPの方と話す機会がありました。
人によって説明の方法が違いますし、やり取りの質も違う。
また、FPの方も人なので、自分にとって合う合わないがあると思う。
自分に合う人を見つけるのも簡単ではないなと感じました。
FP相談には下のようなサービスがあります。
相談無料となっているものが多いため、まずは話を聞いてみるのも良いと思います。
事前に住宅ローンに絞って相談したいと伝えると、ピンポイントで話をできる可能性が高くなります。
私の場合は、住宅購入の流れと全く関係が無いところで、FPに相談をしました。
きっかけは、資金計画のセカンドオピニオン的な目的でした。
当初作成された資金計画が現実的な計画になっているか?楽観的なものではないか?ということを確認するためです。
ポイント
- 一度作った資金計画も、時間の経過や考え方が変わると実態に合わないものになってしまいます。
- 自分の状況に合わせて計画を更新していくのも良いと思います。
FP相談: マネプロ ![]()
クレジットカードや保険契約等がある場合は、その付帯サービスでFPに相談できるかもしれません。
私はEPOSゴールドカードを使っていて、その付帯サービスでFP相談できました。
ポイント
契約中の保険やクレジットカードの付帯サービスで、FPに無料相談できる可能性があります。
まとめ
この記事では、マンション購入手続きの中で私が感じた後悔とその対応についてまとめました。
マンション購入の手続きは長く、大きな金額が動くため、手続きの進め方や準備について気になることも多いと思います。
個人的には、まず基本的な知識を身に着けて、詳しい人に相談できる環境を作るのが良い方法だと考えています。
ポイント
FP相談:マネプロ ![]()