先日、楽天ひかりを使い始めました。
ある設定一つで通信速度が速くなることがあるようなので、この記事ではその設定手順についてまとめてみました。
なお、私はIODATAのルーターを使っているので、この記事はIODATA製のルーターの設定手順になります。
楽天ひかりを使い始めたけど、いまいち速度が出ないと困っている方、もしかしたらこの設定を行ったら速度が改善するかもしれません。
楽天ひかりのネットワーク規格について
ネットワークは日々進化しており、いろいろな規格があります。
楽天ひかりではその中でも新しい規格(DS-Lite方式のIPV4 over IPV6)を利用できるようです。
ネットワークの規格に関する細かい話は省略しますが、
新しい規格はこれまでの規格と比較して、ネットワークの混雑に強い特性があるそうです。
なので、利用者が多い時間帯でも通信速度が低下しずらい特徴があります。
少し調べてみましたが、ネットワークを利用する立場では、この設定を使うことによるデメリットはあまりなさそうです。
一つ手間になるとすると、新しい規格に対応しているルーターを用意する点です。
設定の事前準備
ルーターの準備
新しい規格に対応したルーターを用意する必要があります。
規格に対応しているルーターが楽天ひかりの更新HPで紹介されています。
このページに記載されているものであれば問題なさそうです。
Youtubeを見たりSNSを見るような一般的な使い方であれば、通信速度のスペックはそれほど気にしなくて良いのではないかなと思います。
今の世代の製品であれば、どれを買ってもある程度のスペックは備えているようなので。
私は速度は置いておいて、同時接続台数を基準に製品を選びました。
最近は電球やスマートスピーカーなど、ネットワークに接続する機器が多くなっているので、同時接続台数はある程度多い方が安心です。
設定手順
設定画面にはブラウザからアクセスします。
Chrome等のブラウザを開いて、アドレスバーに下のアドレスを入力します。
192.168.0.1
ルーターを買うと、箱の中に「設定情報シート」という紙が入っています。
その紙に、設定画面ログイン用のIDとパスが記載されているので、
この画面にはその情報を設定します。
下の画面が表示されるので、インターネット(手動)をクリックします。
事前の設定を確認します。
IPv4 over IPv6(DS-Lite)を選択すると画面の表示が下のように変わります。
この画面で、下記のようにして、選択ボタンを押します。
IPV6機能 :IPv6ブリッジ
AFTRアドレス :dgw.xpass.jp
VNE自動切換え :有効
私は電話がついていないので、IPv6機能でIPv6ブリッジを選択していますが、電話がついている場合は、DHCPv6-PDを選択する必要があるようです。
これで設定は完了です。
このあと、ルーターが自動的に再起動するので、起動が完了するまで数分程度待ちます。
再度、「192.168.0.1」にアクセスし、ステータス画面の赤枠部分が、「IPv6 IPoEサービス」になっていたら設定完了です。
まとめ
この記事では、IODATA社製のルーターで、DS-Lite方式のIPV4 over IPV6接続設定手順を説明しました。
設定を変えることでどの程度通信速度が変わるのか、別の記事でまとめてみようと思います。